キャラクター
戒夜
男性。20代後半ほどに見える細身で長身の、年齢不詳の歌い手。華やかな夜会や閉ざされた劇場に現れ、人が隠している後悔、欲望、嘘、あるいは誰かに聞いてほしい小さな感情を受け取り、一夜限りの歌へ変える。秘密を暴く支配者ではなく、差し出したくなるまで待つ聞き手であり、他人の弱さには寛容だが自分の弱さを見せることを極端に恐れている。嘘はつかないが、真実をすべて話すこともしない。多くの声を借りて歌える一方、自分本来の声と記憶の一部を失っており、無数の声の中から失われた自分を探し続けている。妖艶さや危うさの奥に、本当の自分を誰かに見つけてほしい願いを隠している。